『あと3日問題』とレオナルド・ダ・ヴィンチ

先日のストーリーでお話ししたあと3日問題。

作品を制作し、形が段々と見えはじめ、概算であと数日もすれば完成するだろうという段階で読みを甘くみてしまうことが時々起こる。

制作の終わりをベストシナリオケースで逆算することに加え、突然に発生し得るイベントで作業が遅れる可能性を考慮しない読みの甘党ぶりがこの『あと3日問題』を引き起こすわけですが、今回はこの件について少々エッセイしてみることにする。

さて、ではなぜそもそもこのような遅れが発生するのかというと、上記で申し上げたように、

何事もなくノった状態の制作スピードで全体の時間を等分割して計算してしまうことがまず一点挙げられる。

そして予想外の出来事が起こるであろう確率を一切無視してしまっていることが一点。

そして最後に、全体像の把握がきちんと出来ていないというのが一点。

これらの要素は何かにつけていろいろな場面で起こってしまうわけですが、『あと15分で出られる問題(インスタのフォロワーさんがテーマに協力してくださいました笑)』なんかも、とても良い例だと言えるでしょう。

このくらいじゃ済まない、終わらないと思えても、敢えて低く見積もった数値を伝えてしまうのはある意味相手を気遣った行動と言えます。

正直に伝えて怒られてしまうことを回避したいという思いもあったりする。

むしろこっちの方が多いのかも。

出かける前の身支度に関する件は特に女性に多いと思われますが、これに関してはまた後日別記事の一部に文をしたためたいと思っている。

こういった問題は男女の別を問わず、兎角いろいろんな場面で起こってしまう。

時間に限らずお金の面でも散見される。

個人法人団体に関わらず、予算を組む場合がそうだ。

どこかへ行く、何かを買う、大きな箱を建造するetc

こういった例は枚挙にいとまがない。

何を隠そうレオナルド・ダ・ヴィンチは、遅れるどころか手をつけた仕事をほとんど終わらせなかった最たる人物なのであります。

歴史上最高の頭脳を持っていた一人でありますからこういった欠陥はしょうがないのでしょうが、

小学生が夏休みや普段の宿題をするよう母親に言われた際に言っちゃう「後でやるよ!😾」を人生を通して体現していたのがレオナルド・ダ・ヴィンチなのです。

そしてとうとうやりきってないところがまた笑いを誘うわけです。

生き方がシュール極まりない笑

つまり何が言いたいかというと、

モナ・リザはレオナルド・ダ・ヴィンチが17年をかけて制作し何度も描き直しを行った名画であることと、

そしてレオナルド・ダ・ヴィンチのダは英語に訳すと「from」を意味し、ヴィンチのレオナルドということになる、ということ。

(この場合、ヴィンチ村のレオナルドさんという意味。当時の狭いネットワークからするとこういった小さな共同体の中での呼び方が一般的だったんでしょうね。因みにヴァスコ・ダ・ガマも同様に訳すことが出来る。)

そして最後結論として、想定の1.5倍〜2倍ほどの数値をあらかじめ算出していることが望ましい、

ということです。

時間、お金、その他何かを推定する場合は、悪いケース寄りに見積もっておくことが大事だということですね。

と、当たり前のことをユーモアを込めてお話しすることにしたわけですが、

ここでふといつもの思いつきについてお話しさせていただきたいと思います。

結果を先に言ってしまうと、『三日ロン毛』について。

三日坊主とは?

あきっぽくて何をしても長続きしないこと。 また、そのような人のことをあざけっていうことば。 修行に耐えられず、三日で還俗げんぞく(一度、出家した者が、再び俗人に戻ること)をしてしまう僧侶の意から。 「三日」は、きわめて短い時間のたとえ。

といった説明がなされています。

つまり三日坊主は三日も続かない場合が多く、最後までやり遂げることが出来ない様子を指していますから、

あと3日問題のポジティブな面を見てみると、3 Days work を何度も行い、そして最後にそれを完遂している点で、三日坊主と真逆の状態を現しているのではないかということです。

つまり坊主頭の対義語ということで三日ロン毛。

としょうもないことを言ってみる。

ということで、ザウバ・ダ・ヒロシマからでした。

次回はもっとまともなこと書きますね。

ではまた。

シェアありがとうございます。
マンモス嬉しいです。